ちゃふちゃふログ

日記や雑記、勉強したことの備忘録。

ウェブアクセシビリティ推進協会に入会した

www.jwac.or.jp

ウェブアクセシビリティ推進協会に入会しました。

  • 通称JWAC(ジェイワック)。JIS X 8341-3:2010の策定時にウェブアクセシビリティ基盤委員会と同時に?スタートした団体とのこと
  • YouTubeチャンネルがあったので動画を見ていたところ、会員を募集しているとのことだったので軽率に入会を申し込む。特になんということもなく入会
  • 賛助会員と正会員は少し迷ったが正会員として入会(年会費10,000円)

というわけで、特に深い意味があって入会したわけではないですが、枯れ木も山の賑わい。今のところオンラインの定例会に一度参加したきりですが、これからはウェブアクセシビリティ推進協会の一員としてもアクセシビリティやっていき!

「やっていき」という言葉を使うにあたってググったら出てきた記事

anond.hatelabo.jp

altタグという誤用を検索結果から減らすことに成功

代替テキストはタグではなく属性によって指定するものなので「alt属性」という言い方が正しいわけですが、「altタグ」というのはしばしば見られる誤用です。

この誤用がGoogleの検索結果に出てくるのが嫌だったので、「alt属性」「altタグ」の検索結果で上位に表示される「altタグ」という表記をしているサイトに「altタグって誤用なんだけど、alt属性に修正してくんない?」と送りまくった(10件くらい?)結果、検索結果から「altタグ」という表記をだいたい消せたと思います(代替テキストだけに)。

ただやはり修正してくれないページというのがあって、おそらくこれらのページはSEO上の目的で修正しないものだと思います。「altタグ」で検索してトップに出てくるページは少なくとも2回は問い合わせを送っているはずですが、なかなか修正してくれません。おそらく修正して検索結果の順位が下がることを恐れているのではないかと思います。

このページの運営会社を確認してみたところ、SEO対策をうたっている会社で、サービスを見たところ有料リンクの販売をしているという。おいおい、令和だぞ…?

あとは完全一致で検索すると「alt属性はaltタグとも呼ばれます」みたいな記載があって、これも直してほしいなと思うところですが、面倒なので問い合わせを送ることまではせず。

ともあれ、多少なりこの世界から誤用を減らせたことにある程度の満足を感じている次第です。

Xiaomi Pad 5 を買った

item.rakuten.co.jp

楽天で購入。ポイントを考慮すると実質3万円台で買えたはず。Xiaomi Smart Penも約1万円で同時購入。結論から言うと、非常に満足しています。

経緯

タブレットAmazonのFireタブレットシリーズしか使ったことがなかったので、 そこそこいいタブレットを使ってみようと思った。買うならiPadが無難だとは思ったが、消極的なアンチAppleを自称している関係上躊躇われたので、評判のいいXiaomi Pad 5を買おうと思った。

感想

画面がキレイ

Fireタブレットにはフィルムを貼って運用していた関係もあるかもしれないけど、画面がキレイなのはとてもよい

顔認証が便利

便利

使えるアプリの数がFireタブレットとは段違い

当たり前だけどこれも便利。スマホと環境を揃えることができている

少し重い

許容範囲だけど、寝転がりながら使っていると少し重く感じる

ペンはあまり使ってない

お絵かきでもしようかなと思って買ったけどあまり使ってない。もう少し意識的に使おうとしたほうがいいかもしれない

主な使い道

動画視聴がメイン。今までスマホの小さな画面で見てたけど、画面が大きいのは正義だなと思いました。

Be My Eyes というアプリ

Be My Eyes というアプリを使っているので紹介してみます。公式サイトは以下。

www.bemyeyes.com

一言で言うと、視覚に障害のある人を助けるアプリです。 インストールしていると、視覚障害のある人が助けを必要としているときに通知が来ます。通知に反応するとビデオ通話が繋がるので、求めに応じて写っている映像を説明するという寸法。公式サイトで紹介されているユースケースには以下のようなものがあります。

  1. 無くしたものや落としたものを見つける
  2. 写真、絵や他の芸術作品を説明してもらう
  3. 色を確かめたり色合わせをする
  4. ラベルの表示を見る
  5. コンピュータの操作を行う
  6. 食料品の買い物をする
  7. 食品の消費期限を確認する
  8. 新しい環境や初めての場所に慣れる
  9. 品物を区別する
  10. 交通機関の到着や出発の確認する


通知が来る頻度はそれほど高くなく、平均すると一ヶ月に一度もないくらい。最初は日和って取れなかったりしましたが、慣れてくるとすぐに反応して繋がれるようになりました。おそらく1年以上前にインストールして今までに繋がった回数は10回に満たない程度。

以下のような対応をしたのを覚えています。

  • マンションの自治会?からのお知らせが入っていたが、読めないとのことだったので読み上げて内容を伝えた。イベントの開催日時が変更になるというお知らせだった
  • フリマサイトで商品を買うにあたって、商品の色やディティールの説明を求められた。とある国の民族衣装だったが、自分の語彙の中で伝えられる限りのことを伝えた

人の助けになるということはなかなか気持ちのよいものです。気になった人はインストールしてみるといいのではないでしょうか。手伝う側に寄った説明になってしまいましたが、視覚障害当事者の方にとっても有益なアプリだと思います。

play.google.com

Be My Eyes

Be My Eyes

  • Be My Eyes
  • Lifestyle
  • Free
apps.apple.com

M-1グランプリ2021を見て

まずは敗者復活戦を含めて、おもしろいと思ったネタから。

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感想

今年のM-1の感想ということではなく、久しぶりにまとまった数の漫才を見た感想ということになります。

自分は大学で落語研究会に所属していて、現在も杉並江戸落語研究会という社会人落語のサークルに所属していますが、落語は強い枠組みを持ったメディアだと感じます。衣装や舞台装置としてはほとんどの場合着物を着て座布団の上で正座して演じることになりますし、小道具として用いられるものは基本的に扇子と手ぬぐいだけです。演じ方についても、登場人物の類型がある程度決まっていたりするし、所作と呼ばれる身振り手振りも同様にある程度決まったものが存在します。異なる人物を演じていることを示すために顔を左右に振り分けるというのもわかりやすい落語の演じ方のひとつだと思います。

落語と比較した場合、漫才という形式が持つ枠組みは明らかに緩いとは思いますが、それでも自分が思っていたよりも強いものがあるなと思いました。具体的に言うなら、ボケとツッコミが分かれているとか、そもそもボケたらツッコミがあるとか、コント漫才という形式が普及しているとか。

僕がここで「枠組み」と呼んでいるものがそう呼ぶのが適切かは別として、まあそういうものがあるよねというのは同意してくれる人のほうが多いんじゃないかと思ってますが…そもそもこの段階で異論がある人も多いかもしれない。

過去3年間ぐらいに買って使ってないものリスト

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ディスプレイの高さが足りない…と思って買ったけど顧客が本当に必要だったものは高さ3cm程度の木の板でした。即シェアハウスの作業部屋に寄贈。


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お絵かき用途には使ったけどメモ用にはほぼ使わず。そもそもメモ自体あまりしませんでした。


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なぜ買ったかも思い出せないけどほぼ使わず。今ならノイキャンつきのイヤホンでよさそうですね。しかし4000円もしたとは…


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NiGHTS Into Dreams のために買ったけど未プレイ。がんばって電池交換して維持してたサターンのデータも今は飛んでしまっていることでしょう。


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ランニングせず。年明けたらチャレンジしてみるべき?


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動画撮影せず。気軽に散歩しながら撮影とかしてみたほうがいいのかもしれない。


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据え置き型のマイクも結局使わず。引っ越してデスク周りの環境が変わったので、もう一度セッティングしてみるのはありかもしれない。

総評

それなりに無駄遣いしてますが、どれも一度は使おうとしてみたり、買ってみないと勝手がわからないものだったりでそんなに後悔はしてません(これから使う予定のものもあるし)。2022年も引き続き適当に買い物していきたいと思います。

たまたま買ったビッグイシューにやさしい日本語の記事が載っていた

この記事はやさしい日本語 Advent Calendar 2021の24日目の記事です。

www.bigissue.jp

たまたま買ったビッグイシューにやさしい日本語の記事が載っており、さらにたまたまやさしい日本語のアドベントカレンダーを見かけたので参加してみます(書くのが25日になってしまった…申し訳ない)。

やさしい日本語とは

「やさしい日本語」ホームページのQ&Aによると、

日本で生活している外国人の方が公文書などを「易しく」理解できるように、「優しい」気持ちで書き換えた日本語


とのこと。ビッグイシューの記事によると、やさしい日本語が生まれたきっかけは1995年の阪神淡路大震災で、通常の日本語では外国人の方に対して必要な情報が伝わらない事態が発生したと。そこで日本語が堪能でない人にも伝わるように、単純化された日本語の研究がはじまったのがきっかけとのこと。

ビッグイシューにはそのあたりの経緯や、やさしい日本語の意義、具体的なテクニックややさしい日本語において重要なマインドなどが書かれています。

身の回りのことを考えてみると

近所のコンビニでは日本人より外国人の店員さんのほうが多いぐらいで(この前何気なく名札を見たら外国人の方が店長をしている店舗すらあって驚いた)。流暢な日本語を話せたりネイティブの日本語をスムーズに聞き取れる人ばかりではないので、記事に書かれているようなマインドやテクニック(簡単な言葉への言い換えや主語などを省略しないこと、一文は短くすることなどが書かれている)は思っていたよりもずっと身近なところで必要なことだなと思いました。

正直なところ自分はやさしい日本語について詳しいわけではないですが、これをきっかけに少々調べてみようと思った次第です。みなさんもビッグイシューの販売員を見かけたらバックナンバーも買えるはずなので、よかったら買ってみて下さい。表紙は森山未来さんです。