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代替テキストをすべてひらがなにすることについて

この記事はWebアクセシビリティ Advent Calendar 2019の6日目の記事であると同時に、ギークハウス界隈 Advent Calendar 2019の6日目の記事でもあります。ギークハウス成分はありません。


先日Twitterで流れてきたツイートがこちら。


スクリーンリーダーで誤読されることを防ぐため、代替テキストをすべてひらがなにするという対応があるが、実際のユーザーの意見を聞いてみたい、というツイート。

個人的には、この配慮は不要だと思っているのですが…ひとつには、代替テキストはスクリーンリーダーのためだけに存在しているのではないということ。代替テキストは読み上げられるだけでなくテキストとして表示されることもあるので、その場合にすべてひらがなになっていると可読性が損なわれることになります。


もうひとつは、すべてひらがなにすると読み上げた際の抑揚がなくなるということ。


また、このような意見もあります。

この意見は非常に共感できます。


というように、代替テキストをすべてひらがなにするのは避けたほうがよい、というのが個人的な見解ではあるのですが…そもそも代替テキストをすべてひらがなにするという対応は視覚障害者の方から教えてもらったという話があり、あまり決めつけるべきではないというような気もしています。抑揚がなくなったとしても誤読がないほうがよいという意見も考えられますので、自分の対応としてはすべてひらがなにすることはしないにしても、そういった可能性は常に頭の片隅に置いておくようにしたいとは思います。当事者の方からの意見もありましたが、お一人の意見しか聞けてないですからね…。


また、すべてひらがなにするのは極端としても、スクリーンリーダーが誤読しないような配慮を求める意見もありました。




上記のツイートも含め関係すると思われたツイートをまとめたTogetterがあるので、よかったら見てみて下さい。

togetter.com


うおやま先生のヤンキー君と白杖ガールはこちら。

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