ちゃふちゃふログ

日記や雑記、勉強したことの備忘録。

滑舌をよくする方法

そもそも滑舌は改善したほうがいいのか

日常会話の中で聞き返される回数が異常に多かったり、滑舌が悪いと指摘されたことがあるなら改善したほうがいいと思うけど、そうじゃなきゃ別にいいと思う。そもそも滑舌は手段であって目的じゃない。「この人滑舌めっちゃいいし身振り手振りも使いこなしてて魅力的に見えるけど話している内容はカス」と「この人めっちゃ滑舌悪くてぼそぼそ喋るけど話している内容は最高」だったら自分は後者の人と話したいと思う。手段と目的を間違えないのが大事。

現状を把握して改善する

自分が喋っているのを録音して聞いてみる。おそらくこの段階で拒絶反応が出る人が多いと思うけど、がんばってやる。まず自分で聞いている声と他人が聞いている声は違うというのがわかる。自分ではこう喋ってるつもりだけどそうは聞こえないな…というのもわかる。癖があるならそれもわかる。あとはお好みの喋り方になるように練習するだけ…なんだけど、たぶんこれだけで練習するよりも基礎練習的なものと並行したほうが改善が進みやすいと思うので、それも書く。あと録音と書いたけど余裕があれば録画して表情の研究もするといいと思う。

音読

考え方として、喋るのも筋肉を使う。口周りの筋肉だとか舌の筋肉だとか。だから普段からあまり喋らない人はそれだけで不利な状況にあるので、意図的に会話の量を増やす。増やせない人は新聞やネットニュースなどを音読する。この時に気をつけることは、人に聞かせる意識でやること。滑舌と同様、喋ることは目的でなく手段なので(喋ること自体が目的の場合もあるかもしれないけど)、どんなに滑舌がよくても伝わらなければ意味がない。コツとしては具体的な人物をイメージして、その人に伝わるかどうかを考えながらやる。自分の場合は祖父母をイメージすることが多い。難しかったらぬいぐるみに話しかけるのでもいいと思う。とにかく独りよがりにならず、あくまで他人に伝えるという意識を持ちながらやること。

発声練習

youtu.be
こんなの。ア行だと「あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ」、カ行だと「かきくけこ きくけこか くけこかき けこかきく こかきくけ」と発音する。これの何がいいかというと、自分の苦手な行がわかる(自分はいまだにサ行とハ行がちょっと苦手だった)ので、その行を重点的に練習すればいい。早口言葉を練習してみるのもいいと思うけど、これも早く言えるようになるのを目指すのではなく、一音一音をはっきり発音し、あくまで相手に伝えるという意識でやるべき。

顔面体操・舌回し

よい滑舌やよい喋りの下地作りみたいな。いわば滑舌の筋トレ。YouTubeで「顔面体操」とか「舌回し」とかで検索するといくらでも出てくるのでやる。通勤時間や入浴時を使って毎日やる。余談だけど、自分が年齢に比べて若く見られることが多いのはこういうことをやっているからじゃないかと思ってる。

終わりに

このぐらいやればまあ滑舌は改善されるんじゃないかと思う。でも問題は滑舌が悪いことじゃなくて滑舌が悪くて伝えたいことが伝えられないことなので、その意識を持つだけでも変わるんじゃないかと思います。個人的には再現性がある方法だと思っているので、実践してみて滑舌がよくなった人がいたら教えてください。